動詞
📖 目的語には楽曲や楽器、また君主への申し上げをとる。否定は「沒奏」。可能補語や重ね型はつくらない。楽を奏でるという意味と、君主に申し上げるという古い意味をもち、さらに「奏效」の形で効き目が現れる意味にもなる。
1
奏でる、演奏する
📝 楽器を鳴らして曲を演じること。「演奏」「合奏」「伴奏」の形で使い、単独では書面語的に響く。
樂團奏起了國歌。
(Yuètuán zòu qǐ le guógē.)
楽団が国歌を奏で始めた。
他為這首歌伴奏。
(Tā wèi zhè shǒu gē bànzòu.)
彼はこの歌の伴奏を務めた。
典禮上先奏樂再致詞。
(Diǎnlǐ shàng xiān zòuyuè zài zhìcí.)
式典ではまず奏楽があり、それから挨拶になる。
2
(君主に)申し上げる、効き目が現れる
📝 「上奏」は君主に申し上げること、「奏效」は手立てが効き目を現すことを指す。前者は古語、後者は現代でも使う。
大臣上奏請求減稅。
(Dàchén shàngzòu qǐngqiú jiǎnshuì.)
大臣が減税を上奏した。
這個辦法終於奏效了。
(Zhège bànfǎ zhōngyú zòuxiào le.)
この手立てがついに効を奏した。
名詞
📝 臣下が君主に差し出す書状。「奏摺」の形で使い、歴史の記述や時代劇で目にする語である。
這份奏摺保存在故宮。
(Zhè fèn zòuzhé bǎocún zài Gùgōng.)
この上奏文は故宮に保存されている。
皇帝看完奏摺才做決定。
(Huángdì kàn wán zòuzhé cái zuò juédìng.)
皇帝は上奏文を読み終えてから決断した。
⚖️ 類義語との比較
「奏」は楽を奏でること、君主に申し上げること、そして効き目が現れることを表す。「演奏」は楽器を演じることを指す最も一般的な語。「奏效」は手立てが効を奏することで、現代でも報道や日常でよく使う。「先斬後奏」は先に処置してから報告することを表し、職場でも比喩として使われる。
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2026/08/23 09:38
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