🔊 「灸(jiǔ)」と字形が似るので注意。炙は「肉」+「火」で、火で肉をあぶる形
動詞
📖 目的語にはあぶる対象をとる。否定は「未炙」。可能補語や重ね型はつくらない。火に近づけてあぶることを表す文語で、現代の散文では「膾炙人口」「炙手可熱」のような成語の形でしか現れない。
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火であぶる、焼く
📝 火に近づけて熱を通すこと。字形は肉を火にかざす形で、現代では成語に残るほか、日差しの強さを「炙」の一字で表す文語的な用法がある。
烈日炙烤著大地。
(Lièrì zhìkǎo zhe dàdì.)
照りつける日が大地を焼いている。
這首詩膾炙人口,人人能誦。
(Zhè shǒu shī kuàizhì rénkǒu, rénrén néng sòng.)
この詩は人口に膾炙し、誰もが暗唱できる。
他如今炙手可熱,邀約不斷。
(Tā rújīn zhìshǒu kěrè, yāoyuē búduàn.)
彼は今や飛ぶ鳥を落とす勢いで、誘いが絶えない。
古人以火炙肉而食。
(Gǔrén yǐ huǒ zhì ròu ér shí.)
古人は火で肉をあぶって食べた。
這塊石頭被日光炙得發燙。
(Zhè kuài shítou bèi rìguāng zhì de fā tàng.)
この石は日光に焼かれて熱くなっている。
💬 慣用表現
膾炙人口
詩文や作品が広く人々に愛され、口ずさまれること
炙手可熱
権勢や人気が盛んで、近寄れば手が焼けるほどであること
⚖️ 類義語との比較
「炙」は火に近づけてあぶることを表す文語で、字形は肉を火にかざす形である。現代では「膾炙人口」「炙手可熱」といった成語に残る。字形の似た「灸」は久+火で、もぐさを燃やす療法を指す別字なので書き分けに注意が要る。「燒烤」は焼き物料理を指す日常語である。
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2026/08/23 13:57
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