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出世

chūshì ㄔㄨ ㄕˋ
🔊 日本語の「出世(しゅっせ)」とは意味が異なるので注意

動詞
📖 自動詞で目的語をとらない。否定は「未出世」。可能補語や重ね型はつくらない。人が生まれること、また世俗を離れることを表す。日本語の立身の意はこの語にはない。連体修飾に用いるときは「的」を伴う。
1 生まれる、この世に生を受ける
📝 赤子が生まれること。台湾では「還沒出世」で胎児を指し、閩南語でも同じ意味で使われる。日本語の「出世」にあたる立身の意はなく、それは「發跡」「升遷」と言う。
孩子還沒出世,名字就取好了。 (Háizi hái méi chūshì, míngzi jiù qǔ hǎo le.)
子はまだ生まれていないのに、名はもう決まっている。
出世那年家裡剛搬到臺北。 (Tā chūshì nà nián jiā lǐ gāng bān dào Táiběi.)
彼が生まれた年、一家は台北へ越したばかりだった。
這個孩子一出世就受到全家疼愛。 (Zhège háizi yì chūshì jiù shòu dào quánjiā téng'ài.)
この子は生まれるなり家じゅうにかわいがられた。
2 (仏教や道教で)世俗を離れる、俗世を超える
📝 世間の営みから離れ、悟りの道へ向かうこと。「入世」と対をなし、俗世に関わる姿勢を「入世」、超然とする姿勢を「出世」と呼ぶ思想の用語である。
佛家講出世,儒家重入世。 (Fójiā jiǎng chūshì, Rújiā zhòng rùshì.)
仏家は世を出ることを説き、儒家は世に関わることを重んじる。
這位隱士抱著出世的態度。 (Zhè wèi yǐnshì bào zhe chūshì de tàidù.)
この隠者は世俗を超えた姿勢を保っている。

⚖️ 類義語との比較

「出世」は赤子が生まれることを表し、台湾では「還沒出世」で胎児を指す。日本語の「出世」にあたる立身の意はこの語になく、それは「發跡」「升遷」と言うため、日本語話者が取り違えやすい語である。仏教や道教では世俗を離れる意で、「入世」と対をなす思想の用語になる。
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