🔊 「鑒」とも書くが、台湾の標準字体は「鑑」
名詞
1
鏡(古語)、手本、戒め
📝 古くは銅の鏡を指し、そこから物事を映して見る手本や戒めの意味になった。「前車之鑑」の形で先例からの教訓を表す。
古人以銅為鑑,可以正衣冠。
(Gǔrén yǐ tóng wéi jiàn, kěyǐ zhèng yīguān.)
古人は銅を鏡とし、身なりを正した。
前人的失敗是我們的鑑。
(Qiánrén de shībài shì wǒmen de jiàn.)
先人の失敗は我々にとっての戒めだ。
這件事足以為鑑。
(Zhè jiàn shì zúyǐ wéi jiàn.)
この件は十分に教訓とするに足る。
動詞
📖 目的語には事柄や先例をとるが、「鑑於…」の形で理由を示す用法が最も一般的で、公文書や報道の定型になっている。否定形はほとんど使わない。重ね型や可能補語はつくらない。単独で述語になることは少なく、「鑑定」「鑑賞」「借鑑」といった熟語の一部として現れる。
1
かんがみる、照らして考える、見きわめる
📝 先例や事情に照らして判断すること。「鑑定」は真贋や状態を専門家が判定することで、台湾では骨董や不動産の話題によく出る。
鑑於情況緊急,決定提前行動。
(Jiànyú qíngkuàng jǐnjí, juédìng tíqián xíngdòng.)
事態が急を要することにかんがみ、前倒しで動くことにした。
這幅畫已經請專家鑑定。
(Zhè fú huà yǐjīng qǐng zhuānjiā jiàndìng.)
この絵はすでに専門家に鑑定を依頼した。
他很懂得鑑賞古董。
(Tā hěn dǒngde jiànshǎng gǔdǒng.)
彼は骨董を見る目がある。
鑑於過去的教訓,這次特別謹慎。
(Jiànyú guòqù de jiàoxùn, zhè cì tèbié jǐnshèn.)
過去の教訓にかんがみ、今回はとりわけ慎重にしている。
這批貨還沒鑑定完。
(Zhè pī huò hái méi jiàndìng wán.)
この品はまだ鑑定が終わっていない。
⚖️ 類義語との比較
「鑑」は古くは銅の鏡を指し、そこから手本や戒めの意味に広がった。現代では単独ではあまり使わず、「鑑於」「鑑定」「鑑賞」の形で現れる。台湾の通信販売では返品可能期間を「鑑賞期」と呼ぶ。「借鑑」は他の例を参考にすること。「前車之鑑」は先人の失敗から学ぶべき教訓を指す。
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2026/08/23 09:38
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