🔊 台湾の口語では shéme(ㄕㄜˊ ㄇㄜ˙)と発音されることが非常に多い。標準的な書き言葉としては「什麼」が一般的だが、文学的表現や古典的な文脈では「甚麼」も用いられる。
代詞
📖 疑問文で「何」を指すほか、否定文や「都/也」を伴う文で不定・全称(何も、何でも)を表す。名詞の前に置いて連体修飾語(どんな、何の)としても機能する。
1
何、どんなこと、どんなもの(疑問を表す)
你在找甚麼?
(Nǐ zài zhǎo shénme?)
あなたは何を探しているのですか?
這是甚麼意思?
(Zhè shì shénme yìsi?)
これはどういう意味ですか?
2
何か、どんなものも(不定・全称を表す)
📝 「甚麼都/也」の形で「何もかも、何でも」という意味になる。
我甚麼都不想吃。
(Wǒ shénme dōu bù xiǎng chī.)
私は何も食べたくありません。
他沒說甚麼就走了。
(Tā méi shuō shénme jiù zǒu le.)
彼は何も言わずに立ち去った。
3
何の、どんな(名詞を修飾する)
📝 「甚麼+名詞」の形で種類や内容を問う。
你想喝甚麼飲料?
(Nǐ xiǎng hē shénme yǐnliào?)
どんな飲み物が飲みたいですか?
這是甚麼地方?
(Zhè shì shénme dìfāng?)
ここはどこ(どんな場所)ですか?
4
何だって、何が(驚き、不満、反論などを表す)
📝 文頭で驚きを表したり、相手の言葉を否定したりする際に用いる。
甚麼!你又要遲到了?
(Shénme! Nǐ yòu yào chídào le?)
何だって!また遅刻するのか?
這算甚麼辛苦?
(Zhè suàn shénme xīnkǔ?)
これが何の苦労だというのか(大したことはない)。
⚖️ 類義語との比較
「甚麼」と「什麼」は同義。台湾の教育現場や公文書では「什麼」が標準的な表記とされるが、歴史的には「甚麼」が古くから使われており、現在でも小説や看板などで頻繁に見かける。大陸普通話でも用法は同じだが、台湾では「什」を shé と発音する傾向が非常に強く、標準音の shén よりも一般的である。
更新日:
2026/09/05 20:18
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