🔊 日本語の「下品(げひん)」とは意味が異なり、品格ではなく等級の低さを指す
名詞
1
下等の品、質の劣るもの
📝 等級づけで下位に置かれるもの。茶や薬材、書画の評価に用いる古風な語で、台湾では「上品」「中品」「下品」と三段に分ける言い方が茶の世界に残る。
這批茶葉屬於下品。
(Zhè pī cháyè shǔyú xiàpǐn.)
この茶葉は下等に属する。
古人把藥材分成上中下品。
(Gǔrén bǎ yàocái fēn chéng shàng zhōng xià pǐn.)
古人は薬材を上中下の三等に分けた。
2
(昔の官吏の)下位の等級
📝 九品官人法における下位の等級。歴史の記述に現れる語で、「上品無寒門,下品無勢族」という有名な批判の句がある。
九品制中,下品多由寒門出任。
(Jiǔpǐn zhì zhōng, xiàpǐn duō yóu hánmén chūrèn.)
九品の制では、下位の等級はおおむね家柄の低い者が務めた。
史書批評上品無寒門,下品無勢族。
(Shǐshū pīpíng shàngpǐn wú hánmén, xiàpǐn wú shìzú.)
史書は、上位に寒門なく下位に名族なしと批判した。
⚖️ 類義語との比較
「下品」は等級づけで下位に置かれるものを指し、日本語の「下品(げひん)」とは意味が異なる。品格の低さではなく質の等級を言う語で、茶や薬材の評価に用いられる。日本語の「下品だ」にあたるのは「粗俗」「不入流」「下流」である。「上品」も同様に、日本語の意味とは食い違う点に注意が要る。
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生成日:
2026/08/23 14:00
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